頭痛は検査で異常が見つからないのに繰り返し起こり、痛み止めを飲み続けている方が多い症状です。薬鍼堂ではこれを頭だけの問題ではなく、体の中の水の滞り・気の巡り・血の不足があらわれた状態と捉え、体質に合わせた漢方で整えていきます。

兵庫県伊丹市と大阪府豊中市に店舗があります。全国どこからでも電話・LINE・オンラインでご相談いただけます。相談料はいただいておりません。

こんなお悩みを抱えていませんか?

  • 痛み止めが手放せない、飲む回数が増えてきた
  • 天気が崩れる前や雨の日に決まって頭が痛くなる
  • めまいやふらつきを伴うことがある
  • 生理の前後に必ず頭痛が来る
  • 検査では異常なしと言われたが痛みは続いている
  • 吐き気を伴って寝込んでしまう日がある

頭痛にはどんな種類がありますか?受診の目安は

繰り返す頭痛の多くは脳などに原因が見つからない一次性頭痛です。緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などが含まれ、漢方の相談で扱うのは主にこの一次性頭痛です。

一方で、これまでに経験のない強さの痛み、手足の麻痺やろれつが回らない、発熱や首の硬さを伴う、頭を打ったあとに始まったといった場合は、二次性頭痛の可能性があります。この場合はまず医療機関を受診してください。漢方の相談はその後で構いません。

当店の頭痛相談から分かったこと

薬鍼堂にご相談いただいた頭痛のうち、一緒に出ていた症状を集計すると頭痛が単独で起こっているわけではないことがはっきりします。

一緒に出ていた症状割合
めまい・ふらつき56.9%
胃腸の不調46.4%
ストレス・緊張43.8%
睡眠の問題43.1%
天気・気圧の変化で悪化38.6%
生理・ホルモンの変動37.9%
冷え32.7%
吐き気22.9%
肩こり・首こり22.2%

最も多かったのはめまい・ふらつきで、頭痛のご相談の約6割を占めていました。天気で悪化する方も4割近くいらっしゃいます。この2つが重なるとき、東洋医学では体の中の水の巡りが滞っていると考えます。

※ 集計は当店にご相談いただいた記録に限ったものです。診断は医療機関によるものであり、記載がないことは症状がないことを意味しません。治癒率を示すものでもありません。

【体質タイプ別】あなたの頭痛はどのタイプ?漢方の選び方

頭痛の漢方は「頭痛だから◯◯」と一律に決まるものではありません。痛みの出方と一緒に出ている症状によって選ぶ薬方が変わります。当店の記録から多かった4タイプをご紹介します。

① 水滞(すいたい)タイプ|めまい・天気で悪化する人

  • 頭痛にめまいやふらつきを伴う
  • 雨の日や台風の前に悪化する
  • 体が重だるい。むくみやすい
  • 吐き気を伴うことがある

よく用いる薬方:苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)・五苓散(ごれいさん)・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)など。滞った水をさばいて、気圧に左右されにくい状態へ整えていきます。当店の頭痛相談で最も多いタイプです。

② 気滞(きたい)タイプ|ストレスと緊張で締めつけられる人

  • 後頭部から首肩にかけて締めつけられる
  • 仕事や人間関係の緊張が続くと出る
  • のどのつまり感がある
  • 寝つきが悪い。イライラしやすい

よく用いる薬方:半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)・加味逍遙散(かみしょうようさん)・抑肝散(よくかんさん)・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)など。滞った気を巡らせて、緊張で高ぶった状態を鎮めていきます。

③ 血虚・瘀血(けっきょ・おけつ)タイプ|生理周期に連動する人

  • 生理の前後に決まって頭痛が来る
  • 顔色がさえない。立ちくらみがある
  • 経血に塊が混じる。生理痛が重い
  • 肩こりを伴う

よく用いる薬方:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)など。血を補いながら巡りを整え、周期に振り回されにくい体をつくっていきます。

④ 脾虚・寒(ひきょ・かん)タイプ|胃腸が弱く冷えると起こる人

  • 冷えると頭痛が強くなり、温めると楽になる
  • 胃腸が弱い。食後にもたれる
  • 疲れると出やすい
  • 手足が冷たい

よく用いる薬方:呉茱萸湯(ごしゅゆとう)・六君子湯(りっくんしとう)・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)・桂枝人参湯(けいしにんじんとう)など。胃腸の働きを立て直し、内側から温めて痛みが出にくい状態にしていきます。

実際には複数のタイプが重なっている方が多いです。市販の頭痛薬や漢方を自己判断で選ぶより、体質を見立ててオーダーメイドで組み立てるほうが変化を感じやすく無駄もありません。薬鍼堂では初回1時間かけてあなたのタイプを丁寧に見極めます。

頭痛薬(市販薬・トリプタン)との違いと併用について

「頭痛に効く漢方薬」を探している方は多いのですが、まず選択肢を整理しておきましょう。

方法アプローチ注意点
市販の頭痛薬(ロキソニン等)痛みの信号を一時的に抑える使う回数が増えると薬物乱用頭痛につながることがある
トリプタン系片頭痛の発作時に血管の拡張を抑える発作時の頓用。起こりにくい体にする働きはない
予防薬発作の頻度を減らす合う方には有効。副作用に注意
保険の漢方(ツムラ等の製剤)決められた処方から選択体質に合えば有効。合わないと変化が出にくい
オーダーメイド漢方(薬鍼堂)体質を見立てて薬方を調整痛みが起こりやすい体の状態から整える

漢方は病院のお薬と併用できます。痛み止めをすぐにやめる必要はありません。頭痛が起こりにくくなるにつれて、自然と使う回数が減っていく方が多くいらっしゃいます。ツムラの漢方を試して変化がなかったという方も体質の見立て直しで変わることがあります。

頭痛の改善事例集

薬鍼堂で実際に漢方相談を受けられた方の改善事例をご紹介しています。

関連するお悩み

頭痛はめまい・耳鳴り自律神経失調症更年期障害PMSと重なって現れることが多くあります。当店の集計でもめまいを伴う方が約6割でした。あわせてご覧ください。

よくあるご質問

Q
頭痛は漢方でどれくらいの期間で変化を感じますか?
A

早い方で1ヶ月ほど、多くの患者さんは2〜3ヶ月で痛みの頻度や強さの変化を感じられます。痛み止めを使う回数が減ってくるのが最初のサインになることが多いです。起こりにくい状態が安定するまでは半年前後が目安です。

Q
痛み止めと併用できますか?
A

併用いただけます。すぐにやめる必要はありません。痛み止めは起きた痛みを抑えるもので、漢方は痛みが起こりやすい体の状態そのものを整えていきます。頭痛の回数が減るにつれて、自然と使う量が減っていく方が多くいらっしゃいます。

Q
雨の日や台風の前に頭が痛くなるのはなぜですか?
A

体の中の水の巡りが滞っていると、気圧の変化に体が対応しきれず痛みが出ます。当店の頭痛のご相談でも、天気で悪化する方は38.6%いらっしゃいました。

Q
めまいも一緒にあるのですが別々に相談したほうがよいですか?
A

分ける必要はありません。当店の頭痛のご相談のうち、めまいやふらつきを伴う方は56.9%と最も多い組み合わせでした。同じ水の滞りから起きていることが多いため、まとめて整えていきます。

Q
検査で異常なしと言われましたが相談できますか?
A

はい。繰り返す頭痛の多くは検査で原因が見つからない一次性頭痛です。漢方では検査の数値ではなく、痛みの出る時間帯、悪化する条件、一緒に出ている症状から体質を見立てていきます。

Q
どんな薬方を使いますか?
A

体質により異なります。めまいや天気で悪化する水滞には苓桂朮甘湯や五苓散、緊張で締めつけられる気滞には半夏厚朴湯や加味逍遙散、生理周期に連動する血虚・瘀血には当帰芍薬散や桂枝茯苓丸、冷えると起こる脾虚・寒には呉茱萸湯や六君子湯などを用います。

Q
費用はどれくらいかかりますか?
A

体質により異なりますが、1週間あたり3,500円〜7,000円前後が目安です。相談料はいただいておりません。回復に伴って薬方を減らしていくため、費用も段階的に下がっていきます。続けられるご予算内でのご提案もしておりますので、遠慮なくご相談ください。

監修・執筆|薬鍼堂 代表 三井 翔(みつい しょう)

薬鍼堂は、15年以上・のべ5千人以上の漢方相談に携わってきた、兵庫県伊丹市の漢方専門店です。
代表 三井 翔(漢方専門家/鍼灸習得/伊丹・豊中2店舗)が、一人ひとりの体質と背景を1時間かけて丁寧に伺います。
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