更年期障害の全体像や、気逆・肝鬱・血虚・腎虚といった体質タイプ別の漢方の選び方を知りたい方は更年期障害の漢方相談|体質タイプ別の解説ページもあわせてご覧ください。
こんなお悩みを抱えていませんか?
- 些細なことでイライラして、家族に当たってしまう
- 突然カッと顔や体が熱くなる(ホットフラッシュ)
- 指先の乾燥やひび割れなど、手荒れがなかなか治らない
今回は更年期のイライラ・ホットフラッシュ・手荒れに悩まれていた50代女性が、漢方を続けて約6ヶ月で体調が安定し、漢方治療を卒業された症例をご紹介します。
ご相談時の状態
50代の女性。半年ほど前から些細なことでイライラしやすくなり、突然カッと熱くなるホットフラッシュが1日に何度も出るようになったとのこと。
あわせて指先の乾燥・ひび割れといった手荒れが続き、ハンドクリームを塗ってもなかなか良くなりませんでした。便通も滞りがちでした。
病院での治療歴はなく、ホルモン補充療法にはなんとなく抵抗がある。まずは漢方で整えたいと、伊丹市の当店へご来店くださいました。
東洋医学的な見立てと体質の判断
お話とお体の状態から瘀血(おけつ)+自律神経の乱れと判断しました。
瘀血(おけつ)とは
瘀血とは血の巡りが滞っている状態のことです。更年期はホルモンバランスの変化で血の巡りが乱れやすく、ほてり・肌トラブル・便通の滞りなどが出やすくなります。今回の手荒れや便秘傾向も瘀血のサインと考えられました。
自律神経の乱れ
更年期は卵巣機能の低下によりホルモン分泌の指令を出す脳がバランスを取りにくくなり、隣り合う自律神経の中枢まで乱れやすくなります。イライラやホットフラッシュはこの自律神経の乱れが大きく関わっています。
(自律神経の乱れと漢方については自律神経失調症の解説ページもご覧ください)
ご提案した漢方の方向性
薬方の柱は次の2つです。
- 瘀血を改善し、血の巡りを整える
- 気の巡りを整えて、自律神経を安定させる
症状を一つずつ抑え込むのではなく、血と気の巡りという土台を整えることでイライラ・ほてり・手荒れをまとめて改善することを目標にしました。体質に合わせた漢方薬で経過を見ながら内容を調整しています。
治療経過
1ヶ月目
イライラが以前よりマシになり家族に当たることが減ってきたとのこと。
滞りがちだった便通も整い始めました。血の巡りが動き出したサインです。
3ヶ月目
ホットフラッシュがほとんど出なくなりました。
手荒れも改善し、水仕事が苦にならなくなったとのことです。
7ヶ月目
イライラ・ほてり・手荒れのいずれも安定した状態が続いたため、漢方を減らしながら治療を終了(卒業)されました。
患者さんの声

年齢のせいだから仕方ないと半分あきらめていました。
飲み始めて1ヶ月くらいでイライラが減って、家族に当たることが少なくなったのが一番うれしかったです。
今はほてりもほとんどなく、手もきれいになって体が軽くなったと感じています。
今回の金額の目安
1日あたり820円(税込)
※体質や症状により漢方薬が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。無理なく続けられるようご提案します。
患者さんが日常で取り組まれたこと
- シャワーで済ませず、湯船に浸かって体を温める
- 軽い散歩を習慣にして血流を促す
- イライラを感じたら深呼吸して気分を切り替える
- 甘いもの・脂っこいものを控えめにする
同じ悩みを持つ方へ
更年期のイライラやホットフラッシュは年齢のせいだから仕方ないとあきらめてしまう方がとても多い症状です。
ですが今回の症例のように体質から整えることで数ヶ月で楽になるケースは少なくありません。
お一人おひとり体質が異なるため、必ずご相談の上で漢方をお選びください。伊丹市の店頭のほか、豊中店・お電話・オンラインで全国からのご相談に対応しています。