トイレが近い、急な尿意で間に合わない、咳やくしゃみで漏れてしまう、夜に何度も目が覚める。検査で異常が見つからないのに続く尿のトラブルは少なくありません。薬鍼堂ではこれを膀胱だけの問題ではなく、緊張・水の巡り・冷えがあらわれた状態と捉え、体質に合わせた漢方で整えていきます。

兵庫県伊丹市と大阪府豊中市に店舗があります。全国どこからでも電話・LINE・オンラインでご相談いただけます。相談料はいただいておりません。

こんなお悩みを抱えていませんか?

  • 外出前や会議の前に決まってトイレに行きたくなる
  • 電車やバスに乗る前にトイレの場所を確認してしまう
  • 急に強い尿意が来て間に合わないことがある
  • 咳やくしゃみ、重い物を持ったときに漏れてしまう
  • 夜中に何度も目が覚めてトイレに行く
  • 排尿してもすっきりせず残尿感が続く
  • 検査では異常なしと言われたが症状は続いている
  • 薬を飲んでいるが口の渇きや便秘がつらい

頻尿とはどのくらいからですか。受診の目安は

一般に日中8回以上、就寝後1回以上トイレに起きる場合を頻尿と考えます。ただし回数そのものより生活に支障が出ているかどうかが大切です。1日5回でも外出が不安ならそれはご相談いただく理由になります。

一方で血尿がある、発熱を伴う、排尿時に強い痛みがある、急に尿が出なくなったといった場合は、感染症や結石など別の原因が考えられます。この場合はまず泌尿器科を受診してください。漢方の相談はその後で構いません。

尿漏れには種類があります

尿漏れと一言に言っても漏れ方によって背景が異なります。ご自身がどちらに近いかで整える方向が変わります。

タイプどんなときに漏れるか背景
腹圧性咳・くしゃみ・重い物を持つ・早歩きなど、お腹に力が入ったとき骨盤まわりを支える力の低下。出産後や加齢で起こりやすい
切迫性急に強い尿意が来てトイレまで我慢できない膀胱が過敏になっている状態。緊張や冷えで悪化しやすい
混合型両方が重なる当店でご相談いただく方に多い形

当店の記録では尿漏れの訴えは冷えると悪化する、冷えも強いといった方が多く見られます。夜間の頻尿を伴う方も多く、下半身を温めて支える力を取り戻す方向で組み立てることが多くなります。

骨盤底筋体操と漢方はどちらか一方を選ぶものではありません。体操は支える力そのものを鍛え、漢方は筋肉がつきやすくなるように整えます。併せて行っていただくのが現実的です。

当店の泌尿器のご相談から分かったこと

薬鍼堂にご相談いただいた尿のトラブルについて一緒に出ていた症状を集計しました。膀胱だけの問題ではないことがはっきりします。

一緒に出ていた症状割合
不安・動悸53.5%
胃腸の不調51.2%
睡眠の問題48.8%
ストレス・緊張39.5%
冷え37.2%
疲れ・だるさ27.9%
むくみ18.6%

最も多かったのは不安や動悸で半数を超えていました。睡眠の問題やストレスも4〜5割にのぼります。東洋医学では緊張が続くと気が上に偏り、下半身の水の巡りが乱れると考えます。トイレが近くなるのはその結果というわけです。

用いた薬方の傾向も同じ方向を示していました。最も多かったのは緊張をほぐして水の偏りを整えるはたらきの薬方でおよそ半数を占めます。一方、泌尿器の症状に対して一般によく知られている薬方の使用はそれぞれ1割に届きませんでした。膀胱そのものより、その手前にある緊張や水の巡りを整えることが重要ということです。

【体質タイプ別】あなたの尿トラブルはどのタイプ?

尿の悩みは頻尿だから◯◯と一律に決まるものではありません。いつ強くなるか、何を伴っているかで整える方向が変わります。当店の記録から多かった4タイプをご紹介します。

① 気滞・緊張タイプ|外出前や人前で行きたくなる人

  • 出かける前や会議の前に決まってトイレへ行く
  • トイレのない場所が不安
  • お腹の調子も悪くなりやすい

整える方向:滞った気を巡らせ、緊張で高ぶった状態を鎮めていきます。当店の尿トラブルで最も多いタイプです。

② 水滞タイプ|むくみやすく、水の巡りが偏る人

  • むくみやすい。夕方に足が重い
  • 水分を摂るとすぐトイレに行きたくなる
  • 立ちくらみやめまいを伴う
  • 天気や気圧で体調が変わる

整える方向:偏った水をさばいて、必要なところに巡るよう整えていきます。

③ 腎虚・冷えタイプ|夜間の頻尿や尿漏れが中心の人

  • 夜中に何度も起きる
  • 冷えると尿漏れが悪化する
  • 腰から下がだるい。足腰が冷える
  • 疲れやすくなった。温めると楽になる

整える方向:加齢や冷えで落ちた下半身の力を補い、夜間に起きにくい状態、漏れにくい状態へ整えていきます。尿漏れのご相談で最も多く当てはまるタイプです。

④ 湿熱タイプ|痛みや残尿感を繰り返す人

  • 排尿時にしみる、痛みがある
  • 残尿感が強い
  • 膀胱炎を繰り返している
  • 尿が濃い。においが気になる

整える方向:こもった熱と余分な水をさばいていきます。繰り返す膀胱炎や間質性膀胱炎のご相談で用いる考え方です。

実際には複数のタイプが重なっている方が多いです。市販薬や決められた処方から選ぶより、体質を見立ててオーダーメイドで組み立てるほうが変化を感じやすく無駄もありません。どの薬方をお使いいただくかは、お一人おひとりの状態をうかがったうえで決めます。薬鍼堂では初回1時間かけてあなたのタイプを丁寧に見極めます。

病院の治療との違いと併用について

方法アプローチ注意点
抗コリン薬膀胱の収縮を抑える口の渇き・便秘が出ることがある
β3作動薬膀胱をゆるめて容量を増やす合う方には有効。効果には個人差
骨盤底筋体操尿道まわりの筋肉を鍛える続けて行う必要がある。腹圧性の尿漏れに有効
オーダーメイド漢方(薬鍼堂)体質を見立てて組み立てを調整症状が起こりやすい体の状態から整える

漢方は病院のお薬と併用できます。今の治療をすぐにやめる必要はありません。症状が落ち着くにつれて主治医と相談しながら減薬していく方もいらっしゃいます。

尿トラブルの改善事例集

薬鍼堂で実際に漢方相談を受けられた方の改善事例をご紹介しています。

関連するお悩み

尿のトラブルは自律神経失調症不眠症更年期障害と重なって現れることが多くあります。当店の集計でも不安や動悸を伴う方が53.5%と最も多い組み合わせでした。あわせてご覧ください。

よくあるご質問

Q
頻尿や尿漏れは漢方でどれくらいの期間で変化を感じますか
A

早い方で1ヶ月ほど、多くの方は2〜3ヶ月で回数や不安感の変化を感じられます。外出時にトイレの場所を気にしなくなったというのが最初のサインになることが多いです。安定するまでは半年前後が目安です。

Q
尿漏れも漢方で相談できますか
A

ご相談いただけます。当店では冷えを伴う方が目立ち、夜間の頻尿と一緒に出ていることが多くあります。下半身を温めて支える力を取り戻す方向で組み立てます。骨盤底筋体操と併せて行っていただくと現実的です。

Q
検査で異常なしと言われましたが相談できますか
A

はい。当店にご相談いただく尿のトラブルは検査で原因が見つからない方が多くを占めます。漢方では数値ではなく症状が強くなる場面、一緒に出ている症状、冷えやむくみの有無から体質を見立てていきます。

Q
緊張するとトイレが近くなるのはなぜですか
A

緊張が続くと気が上に偏り、下半身の水の巡りが乱れると考えます。当店の集計でも尿のご相談の53.5%に不安や動悸が伴っていました。この場合は膀胱そのものより緊張の側を整えるほうが変化が出やすくなります。

Q
夜間の頻尿にも対応できますか
A

対応しています。夜間が中心の場合は日中とは見立てが変わることが多く、冷えや足腰のだるさを伴うタイプとして組み立てることがあります。

Q
飲んでいる薬と併用できますか
A

併用いただけます。すぐにやめる必要はありません。口の渇きや便秘といった副作用がつらい場合も、まずは併用しながら体の状態を整えていきます。減らすかどうかは主治医とご相談ください。

Q
膀胱炎を繰り返しているのですが
A

繰り返す場合は感染そのものより繰り返しやすい体の状態に目を向けます。こもった熱と余分な水をさばく方向で組み立てることが多いです。ただし発熱や血尿を伴うときはまず泌尿器科を受診してください。

Q
どんな薬方を使いますか
A

体質により異なるため、あらかじめ決まったものはありません。緊張が強い方、むくみやすい方、冷えが強い方、痛みを繰り返す方で、それぞれ別の組み立てになります。初回にお話をうかがったうえでご提案し、費用の目安もその場でお伝えします。

監修・執筆|薬鍼堂 代表 三井 翔(みつい しょう)

薬鍼堂は、15年以上・のべ5千人以上の漢方相談に携わってきた、兵庫県伊丹市の漢方専門店です。
代表 三井 翔(漢方専門家/鍼灸習得/伊丹・豊中2店舗)が、一人ひとりの体質と背景を1時間かけて丁寧に伺います。
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