あがり症(緊張・震え・赤面)で悩んでいる方へ

人前で話そうとすると声や手が震える
会議・発表・朝礼の何日も前から不安になる
顔が赤くなる、汗が止まらなくなる
性格だから仕方ないとあきらめている

そんなお悩みはありませんか?

あがり症は単なる心の弱さではなく、緊張したときに自律神経が過剰に反応してしまう体質が大きく関わっています。漢方では動悸・震え・赤面などの症状の出方から体質を見立て、緊張に振り回されにくい体へ整えていきます。

あがり症と社交不安障害(SAD)の違い

  • あがり症:人前など特定の緊張場面で動悸・震え・発汗・赤面が出るが、日常生活は送れている
  • 社交不安障害(SAD):緊張や恐怖が強く、人前に立つ場面そのものを避けるようになり生活や仕事に支障が出ている状態

両者の境界はあいまいであがり症の延長で少しずつ悪化していくケースも多いです。薬に頼りきりたくない方・体質から変えたい方に漢方が選ばれています。病院の治療(抗不安薬・β遮断薬など)と漢方の併用も可能です。

【体質タイプ別】あなたのあがり症はどのタイプ?漢方の選び方

① 肝気鬱結(かんきうっけつ)タイプ|ストレスが続き、緊張が抜けない人

  • 緊張すると胸やのどが詰まる感じがする
  • ため息が多い・イライラしやすい
  • 疲れているときほどあがりやすい

よく用いる漢方:四逆散(しぎゃくさん)・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)など。滞った「気」を巡らせて緊張のこわばりをほどいていきます。

② 心胆気虚(しんたんききょ)タイプ|驚きやすく、ビクビクしやすい人

  • 小さなことでドキッとする・物音に驚きやすい
  • 失敗を引きずりやすく、前日から眠れない
  • 眠りが浅い・夢が多い

よく用いる漢方:桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)・帰脾湯(きひとう)など。「心」と「胆」の気を補い、動じにくい土台をつくります。

③ 気逆(きぎゃく)タイプ|カッと顔が赤くなり、のぼせる人

  • 緊張すると顔が真っ赤になる・頭に血が上る感じがする
  • 動悸が強く、手のひらに汗をかく
  • 緊張が解けると一気にどっと疲れる

よく用いる漢方:苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)など。上に突き上げる「気」を降ろし、のぼせ・動悸を鎮めていきます。

④ 痰湿(たんしつ)タイプ|のどのつまり・吐き気を伴う人

  • 緊張するとのどに何かつかえた感じがする
  • 吐き気や胃の不快感が出る
  • 雨の日や湿気の多い時期に体調が崩れやすい

よく用いる漢方:半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)など。のどのつまり感(梅核気)の代表処方で、緊張時の違和感を和らげます。

あがり症に市販薬はある?病院の薬・保険漢方との違い

本番の直前だけ何とかしたい方から体質から治したい方まで選択肢を整理しておきましょう。

方法アプローチ注意点
β遮断薬(インデラル等)動悸・震えなど体の症状を一時的に抑える医師の処方が必要。喘息の方は使えないことがある
抗不安薬不安・緊張そのものを抑える眠気・依存性に注意
市販の鎮静薬一時的にリラックスさせるその場しのぎで、あがりやすい体質は変わらない
保険の漢方(ツムラ等の製剤)決められた処方から選択体質に合えば有効。合わないと変化が出にくい
オーダーメイド漢方(薬鍼堂)体質を見立てて処方を調整緊張場面だけでなく、あがりやすい体質そのものを整える

漢方は病院の薬と併用できます。
本番前だけ薬でしのいでいるけれど、根本から変えたいという方にこそ、体質からのアプローチをおすすめします。

あがり症の改善事例集

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監修・執筆|薬鍼堂 代表 三井 翔(みつい しょう)

薬鍼堂は、15年以上・のべ5千人以上の漢方相談に携わってきた、兵庫県伊丹市の漢方専門店です。
代表 三井 翔(漢方専門家/鍼灸習得/伊丹・豊中2店舗)が、一人ひとりの体質と背景を1時間かけて丁寧に伺います。
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