汗疱(かんぽう)で悩んでいる方へ
手のひらや指の側面に小さな水ぶくれが繰り返しできる
かゆくて我慢できずつい掻いてしまう
皮膚科でステロイドをもらってもまた再発する
そんなお悩みはありませんか?
汗疱(汗疱状湿疹)は汗をかきやすい季節や、手を酷使する仕事の方に多く見られる皮膚のトラブルです。
漢方ではこれを「湿(しつ)」「熱(ねつ)」の滞りや「脾(ひ)」の働きの乱れとしてとらえ、塗り薬だけでなく体質そのものを整えることで繰り返しを防いでいきます。
汗疱とは?よくある症状
- 手のひら・指の側面・足の裏に小さな水ぶくれができる
- 強いかゆみを伴う(掻き壊すと悪化しやすい)
- 汗をかく季節(梅雨〜夏)に悪化しやすい
- 水ぶくれが破れると皮がむける・乾燥してひび割れる
- ストレスや金属アレルギーとの関連が指摘されることもある
【体質タイプ別】あなたの汗疱はどのタイプ?漢方の選び方
汗疱の漢方は「汗疱だから○○」と一律に決まるものではありません。
あなたの体質タイプによって効く漢方は変わります。
代表的な4タイプをご紹介します。
① 湿熱(しつねつ)タイプ|水ぶくれ・かゆみが強い人
- 水ぶくれが多く、かゆみが強い
- 汗をかくと悪化する・梅雨や夏に多い
- 患部がジクジクする
よく用いる漢方:消風散(しょうふうさん)・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)など。体内の余分な湿と熱を取り除き、かゆみと水ぶくれを鎮めていきます。
② 血熱(けつねつ)タイプ|赤み・熱感・焼けるようなかゆみがある人
- 患部が赤くほてる・熱を持つ
- 掻くとすぐ赤くなる・焼けるようなかゆみ
- のぼせやすい・イライラしやすい
よく用いる漢方:黄連解毒湯(おうれんげどくとう)など。血の熱を冷まし、炎症性の強いかゆみを整えていきます。
③ 脾虚湿盛(ひきょしっせい)タイプ|繰り返す・胃腸が弱い人
- 治っても繰り返す・慢性化しやすい
- 胃腸が弱い・食欲不振・軟便
- 疲れやすい・むくみやすい
よく用いる漢方:参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)など。「脾」の働きを立て直し、湿がたまりにくい体質に整えていきます。
④ 血虚風燥(けっきょふうそう)タイプ|乾燥・皮むけ・夜間のかゆみが強い人
- 皮膚が乾燥し、皮がむける・厚くなる
- 慢性的に続いている
- 夜になるとかゆみが強くなる
よく用いる漢方:当帰飲子(とうきいんし)など。血を補って肌に潤いを与え、乾燥性のかゆみを整えていきます。
実際には複数のタイプが重なっている方がほとんどです。
市販薬を自己判断で選ぶより、体質を見立ててオーダーメイドで処方するほうが変化を感じやすく無駄もありません。
薬鍼堂では初回1時間かけてあなたのタイプを丁寧に見極めます。
皮膚科の治療(ステロイド外用薬・保湿剤)との違い・併用について
汗疱では皮膚科でステロイド外用薬、保湿剤、抗ヒスタミン薬が処方されることがあります。漢方との関係を整理しておきましょう。
| 方法 | アプローチ | 向いている人 |
|---|---|---|
| ステロイド外用薬 | 患部の炎症を直接抑える | 急性期・炎症が強い時 |
| 保湿剤 | 皮膚のバリア機能を補う | 乾燥が強いタイプ |
| 抗ヒスタミン薬 | かゆみの伝達を抑える | かゆみが強くて眠れない時 |
| 漢方 | 体質から巡りを整える | 繰り返す・薬を減らしたい人 |
漢方はステロイド外用薬や保湿剤と併用が可能です。今の治療は続けながら繰り返しにくい体質にしていきたいというご相談も歓迎しています。
汗疱の改善事例
薬鍼堂で実際に漢方相談を受けられた方の改善事例をご紹介しています。
さらに事例を見たい方は、「皮膚・美容のお悩み」カテゴリもご覧ください。
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汗疱はニキビなど他の皮膚トラブルと同じく、体質の乱れが背景にあることが少なくありません。あわせてご覧ください。
監修・執筆|薬鍼堂 代表 三井 翔(みつい しょう)
薬鍼堂は15年以上・のべ5千人以上の漢方相談に携わってきた、兵庫県伊丹市の漢方専門店です。
代表 三井 翔(漢方専門家/鍼灸習得/伊丹・豊中2店舗)が一人ひとりの体質と背景を1時間かけて丁寧に伺います。
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