電車・職場・人前で突然襲ってくる恐怖や息苦しさにお悩みの方へ

「急に胸が苦しくなり、呼吸が乱れる」
「人前に出ると動悸や手の震えが止まらない」
「パニック障害と診断されたが、薬をやめたい…」

このような不安障害・パニック発作でお悩みの方が、薬鍼堂にも多くご相談に来られています。
今回は、「パニック障害と漢方」をテーマに、30代女性の改善事例をもとに東洋医学的な治療アプローチ・養生法・Q&Aをご紹介します。

パニック障害とは?|突然の発作と強い不安感が続く状態

西洋医学での定義

パニック障害は、特定の理由がないまま突然激しい不安・恐怖感に襲われる精神疾患です。
代表的な症状は以下の通りです。

  • 強い動悸・息切れ・発汗
  • 胸の圧迫感や窒息感
  • めまい・ふらつき
  • 「死ぬかもしれない」という極度の不安感
  • 発作への不安から外出できなくなる(予期不安)

抗不安薬・SSRIなどの薬物療法が主流ですが、副作用や依存への不安から、薬に頼らない治療を求める方が増えています。

漢方から見たパニック障害の原因

東洋医学では、パニック障害を「心・肝・腎」のバランス失調と捉え、主に以下のタイプに分類します。

  • 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスで気が滞る
  • 心脾両虚(しんぴりょうきょ):不安・緊張により気血が不足し精神が不安定
  • 腎陰虚(じんいんきょ):疲労や加齢により体力・精神が枯渇
  • 痰熱上擾(たんねつじょうじょう):内熱が心神をかき乱す

漢方では身体と心は一体と捉え、根本的な体質からの改善を図ることができます。

【漢方治療例】兵庫県西宮市・30代女性 M.Y様の改善事例

ご相談内容

M.Y様(兵庫県西宮市・30代・販売職)は、2年前に過呼吸と強い動悸で救急搬送され、パニック障害と診断。以降も、「電車に乗る」「職場で人と話す」などの日常場面で動悸・息苦しさ・吐き気が起こるようになりました。

抗不安薬を内服していたが、眠気やふらつきの副作用が強く、「薬に頼らず改善したい」とご相談に来られました。

初診時の状態と体質分析

  • 緊張すると呼吸が浅くなる
  • 寝つきが悪く、夜中に目が覚める
  • 冷え・疲労感が強く、胃腸も弱い
  • イライラと涙もろさが交互に出る

→東洋医学的には「肝気鬱結+心脾両虚」と診断。

治療経過

1ヶ月後

日中の不安感が軽減。「以前ほど息苦しさを感じない」との声。

3ヶ月後

通勤電車内でも落ち着いて過ごせるようになり、外出への抵抗が減る。

5ヶ月後

予期不安や発作はほとんど起こらず、服薬も半減。現在は体力維持と自律神経の安定を目的に継続中。

実際の患者様の声(兵庫県・M.Y様)

M.Y様
西宮市

薬がないと生きていけないのかと絶望していました。
でも、薬鍼堂の先生に「体質から整えれば改善できます」と言われて、少しずつ前向きになれました。
1ヶ月で明らかな変化を感じ、今では発作も起こっていません。本当に救われた気持ちです。

パニック障害の改善を助ける生活養生法

不安発作や緊張が起こりやすい体質を変えるには、漢方治療とともに日常のセルフケア(養生)が大切です。

自宅でできる不安・パニック症状への養生ポイント

① 寝る前のスマホ・カフェインを控える

自律神経を刺激する要素を減らし、副交感神経を優位に。

② リズムのある生活を意識する

睡眠・食事・入浴時間を整えることで、身体が安定します。

③ 深呼吸・腹式呼吸の習慣化

不安を感じたときに5回の深呼吸をすることで、発作の前兆を軽減できます。

④ 無理に不安を抑えようとしない

「不安になっても大丈夫」と許容する思考習慣が回復を早めます。

よくある質問(Q&A)

Q
パニック障害は漢方で治せますか?
A

はい、漢方ではパニック症状の原因となる体質を根本から改善することが可能です。薬に頼らず自然な回復を目指せます。

Q
病院の薬と併用できますか?
A

多くの場合併用可能です。薬を急にやめず、少しずつ減薬することが推奨されます。

Q
どのくらいで効果が出ますか?
A

個人差がありますが、軽症であれば2〜3週間、慢性化した方でも2〜3ヶ月で大きな改善を感じられることが多いです。

パニック障害に悩んでいる方へ|薬鍼堂の体質別漢方相談

繰り返すパニック発作、不安感、予期不安にお悩みの方へ。
薬鍼堂では、身体と心を一体とした体質改善アプローチで、症状を根本から整える漢方相談を行っています。

  • 長年の不安や発作がつらい
  • 薬に頼りたくない
  • 仕事や家族生活に支障が出てきている

そんな方にこそ、漢方が力になれます。

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【まとめ】パニック障害は漢方で“自分らしさ”を取り戻す

  • パニック障害は気・血・自律神経の乱れが背景にあることが多い
  • 漢方は体質ごとに合わせて処方し、根本から改善を目指せる
  • 養生との併用で、予期不安・再発を防ぎやすい身体づくりができる

「安心して日常を過ごせる身体と心」へ
薬鍼堂が、あなたに合った漢方の治し方をご提案します。

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