慢性的な肩こりと頭痛、薬に頼らず治したい方へ
「マッサージに行ってもすぐに戻る」
「デスクワークで肩がガチガチ、夕方には頭痛が…」
「頭痛薬を手放せない日々がつらい」
その肩こり・頭痛、体のバランスの乱れが原因かもしれません。
今回は、薬鍼堂で実際に行った漢方治療の症例（兵庫県西宮市・40代女性A.N様）をご紹介しながら、根本的な治し方と漢方のアプローチを解説します。
肩こりと頭痛の関係｜現代人に多い「気血」の滞り
肩こりと頭痛が同時に起こる理由
肩や首の筋肉が緊張すると、頭部への血流が悪くなり、頭痛につながります。
さらに、ストレスや眼精疲労、冷えなどが重なると悪循環が生まれ、慢性化するのが特徴です。
東洋医学での捉え方
漢方では、肩こりや頭痛を次のように分類します。
- 気滞タイプ：ストレス・緊張で気の巡りが悪くなる
- 瘀血タイプ：血の流れが滞り、筋肉や頭部に痛みが出る
- 寒邪タイプ：冷えによる血行不良が原因
- 肝陽上亢タイプ：イライラ・ストレスで「気」が上に上がり頭痛に
【漢方治療例】兵庫県西宮市・40代女性A.N様の改善事例
ご相談内容
兵庫県西宮市在住のA.N様（40代・事務職）は、毎日のように肩と首がこり、月に数回は頭痛で仕事を早退するほどの状態に悩まされていました。
市販の頭痛薬で一時的には楽になるものの、繰り返す症状に不安を感じ、当院にご相談いただきました。
初診時の状態と体質の特徴
- 肩から首筋にかけての慢性的なこり
- 締めつけるような頭痛、特に夕方～夜に悪化
- 目の疲れ、寝つきが悪い
- 月経前に情緒不安定
- 舌が紫がかり、舌裏の血管が怒張
以上の所見から、瘀血（血の滞り）と気滞（ストレスによる気の停滞）タイプと判断しました。
治療経過
2週間後
- 朝の肩こりがやや軽くなる
- 頭痛の頻度が週4回から2回に減少
1ヶ月後
- 肩のこり感が「重たい感じ」から「違和感程度」に軽減
- 夜の眠りが深くなり、翌朝の頭の重さが消える
3ヶ月後
- 頭痛はほぼ消失、肩こりも仕事後に少し感じる程度に
- 気分も安定し、イライラや不安が減ったとの実感あり
実際の患者さんの声
西宮市
肩こりと頭痛があるのが当たり前になっていて、あきらめていました。
痛み止めでは一時的にしか楽にならず、根本的な解決にはなっていないと感じていたところ、友人の紹介で薬鍼堂さんに相談しました。
まさか漢方でここまで体が変わるとは思っていませんでした。
今では「こらなくなった自分」が信じられないくらいです。
自宅でできる肩こり・頭痛の養生法
肩こり・頭痛を防ぐ生活習慣
1．冷えを避け、温める
首・肩を冷やさないようにし、シャワーだけでなく湯船に浸かる習慣を。
2．ストレッチや軽運動を習慣に
首をゆっくり回す、肩甲骨を寄せる体操を1日数回行いましょう。
3．デスクワーク時の姿勢に注意
1時間に1回は立ち上がり、背中を伸ばすだけでも違います。
4．夜更かしを避け、睡眠を整える
22時～深夜2時は血の生成・循環に関わる「肝」のゴールデンタイム。睡眠は最大の養生です。
よくある質問（Q&A）
- Q肩こりと頭痛を同時に治したいのですが、漢方で可能ですか？
- A
はい、肩こりと頭痛は共通の体質的背景を持っていることが多いため、漢方では両方に同時に働きかける処方が可能です。
- Q何日くらいで効果が出ますか？
- A
症状や体質にもよりますが、早い方で1週間以内に変化を感じる方もいます。慢性化している場合は、体質改善を含めて2～3ヶ月が目安です。
- Qマッサージや整体との違いは何ですか？
- A
マッサージや整体は局所的な筋肉の緩和が中心ですが、漢方は全身の巡りや内臓機能・自律神経まで調整できるため、再発しにくい体づくりが可能です。
肩こり・頭痛に悩むあなたへ｜薬鍼堂の漢方相談
「いつも肩が重い」「薬が手放せない頭痛」
それは体が発しているサインかもしれません。
薬鍼堂では、一人ひとりの体質・生活背景を丁寧に伺い、症状だけでなく根本改善を目指す漢方治療をご提案します。
ご予約・ご相談はこちら
【まとめ】肩こり・頭痛の根本的な治し方は“体質改善”にあり
- 肩こりと頭痛は、「気血の巡りの悪さ」や「ストレス」が原因で起こることが多い
- 漢方では、体の内側からバランスを整え、再発しにくい身体づくりができる
- 一時的な対処ではなく、長期的な改善を目指すなら、漢方相談がおすすめ
体の不調に、根本から向き合う治療を始めてみませんか？
薬鍼堂が、あなたの体質に合った改善方法をご提案します。