帯状疱疹後神経痛とは?ピリピリ・ズキズキが長引く理由
帯状疱疹は、水ぼうそうウイルス(VZV)が再活性化して発症する皮膚疾患ですが、皮膚症状が治った後も神経痛が残ることがあり、それが「帯状疱疹後神経痛(PHN)」です。
主な症状
- 肋骨まわりや背中、顔の焼けるような痛み
- 皮膚に触れるだけでビリビリ・チクチクとした違和感
- 夜中に目が覚めるほどの痛み
- 痛み止めが効かない、慢性的な神経痛
このような痛みが数ヶ月〜数年続く場合もあり、日常生活や精神的負担に大きく影響します。
病院の薬で改善しない方へ。漢方でのアプローチとは?
漢方では、帯状疱疹後の神経痛を体質の乱れととらえます。
神経そのものだけでなく、体全体の「痛みやすさ・炎症体質・回復力の弱さ」を整えていくことで、症状の根本改善を図ります。
【症例紹介】兵庫県伊丹市・50代女性 M.Kさん|背中の神経痛が改善した例
ご相談内容
M.Kさん(50代・兵庫県伊丹市)は、半年前に右背中〜脇腹に帯状疱疹を発症。皮膚の発疹は1ヶ月ほどで消えたものの、神経の痛みだけが残り、夜も眠れない状態が続いていました。
- 病院でリリカ(プレガバリン)を処方されるも、効果が薄く中止
- 鍼灸や整体を受けても変化なし
- 「体質から根本的に整えたい」とご来店
初回カウンセリング時の体質所見
- 体力は中等度。冷え性・便秘あり
- 夜に痛みが増し、イライラしやすい
- 舌診では赤く、苔が少なく、脈は細い
治療経過
- 2週間後:痛みの波が少し落ち着き、睡眠が楽に
- 2ヶ月後:夜中に起きることが減り、痛みが「ヒリヒリ→違和感」に変化
- 3ヶ月後:日中はほとんど痛みを感じず、快適に過ごせるように
- 5ヶ月目:神経痛はほぼ消失し、治療終了
漢方相談を受けた患者様の声(京都府・)

最初は「痛み止め以外に方法なんてあるの?」と半信半疑でした。
でも、先生に「神経だけじゃなく、血の巡りや自律神経を整える」と言われて納得。
2ヶ月目くらいから痛みの質が変わってきて、日に日に体がラクになりました。
病院以外の選択肢として、本当に出会えてよかったです。
今回の漢方治療の料金目安
1日あたり 1020円
漢方治療は、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドの治療を行うため、薬の選び方や服用量、治療期間が異なります。カウンセリングにて詳細をご提案します。予算に応じて調整可能です。
ご自宅でできる養生法|再発と悪化を防ぐ生活の工夫
- 冷えを避け、患部は常に温かく(冷気で痛みが悪化します)
- ストレスを溜めない(イライラ・怒りで神経が過敏に)
- 湯船にじっくり浸かる(血行促進・痛み緩和)
- 糖質・アルコールを控えめに(神経の炎症を助長しやすい)
- 痛みがある時は「我慢」より「相談」を
帯状疱疹後神経痛に漢方を選ぶメリット
- 鎮痛剤では届かない、神経そのものと体質へアプローチできる
- 副作用が少なく、長期間の使用でも体にやさしい
- 痛みだけでなく、気分の落ち込み・不眠・冷えなども改善される
- 再発しにくい、炎症に強い体を作ることができる
よくあるご質問(FAQ)
- Q神経痛が慢性化していても効果がありますか?
- A
はい。数ヶ月〜数年続く慢性神経痛でも、体質改善によって症状が軽減された例は多数あります。
- Q西洋薬と併用しても大丈夫ですか?
- A
基本的には併用可能です。副作用を避けたい方は、少しずつ切り替える方法もご提案できます。
- Q漢方を飲み続けなければなりませんか?
- A
症状が改善したら飲まなくても大丈夫です。再発防止・予防のための軽めの処方に切り替えることも可能です。
【まとめ】帯状疱疹後神経痛は「体の内側」から整える漢方が鍵
帯状疱疹後の神経痛は、ただの痛みではありません。
自律神経・血流・ストレス・免疫力の低下が複雑に絡み合った状態です。
漢方なら、あなたの体と心の状態を見極めて、**神経が過敏にならない「痛みにくい体」**を作ることができます。
「薬が効かない」
「このまま治らなかったらどうしよう…」
そんな不安を抱える方にこそ、根本改善という選択肢を知っていただきたいと願っています。