パニック障害とは?
パニック障害は、突然の強い動悸・呼吸困難・めまい・死ぬのではないかという強烈な不安感を伴う疾患です。発作を経験すると「また起こるのでは」という予期不安から外出や電車などが怖くなり、日常生活に大きな制限が生じます。
西洋医学では抗不安薬や抗うつ薬が用いられますが、薬をやめると再発するケースも多く、体質そのものを整えるアプローチ が必要です。
漢方でみるパニック障害の体質
漢方ではパニック障害を「心・肝・腎」のバランスの乱れとしてとらえます。
- 気滞(きたい)タイプ:ストレスで気の流れが滞り、突然の動悸や胸のつかえに
- 気の上衝(じょうしょう)タイプ:不安・焦り・イライラが強く、のぼせや不眠を伴う
- 心腎不交(しんじんふこう)タイプ:心の熱と腎の弱りで不安が強く、夜眠れない
- 気血両虚タイプ:慢性的な疲労や虚弱体質が背景にあり、不安やふらつきが出やすい
体質を見極めることで、不安の根本から整えることができます。
症例紹介|兵庫県宝塚市在住 20代女性 S.Hさん
ご相談内容
- 半年前から突然の動悸・呼吸困難に襲われ救急搬送
- 検査で異常なしと診断され「パニック障害」と言われた
- 抗不安薬を服用するも眠気とだるさが強く、根本改善を希望
1か月目
服薬中の眠気が軽減。夜の不安感が弱まり、眠れる日が増える。
3か月目
動悸の頻度が半分以下に減少。短時間なら電車に乗れるように。
6か月目
予期不安がほとんど消え、旅行にも行けるように。薬の量も最小限に。
患者さんの声

あの息苦しさがまた来るのではと毎日不安でした。薬鍼堂さんで体質から整えることで、半年後には嘘のように生活が楽になりました。今は好きな買い物や旅行も楽しめています。
一日あたりのご予算
1 日あたり940 円(税込)
※体質や症状により処方内容が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。
養生法|パニック障害を和らげる生活習慣
- 深呼吸・腹式呼吸:発作時の呼吸コントロールに有効
- カフェインを控える:心拍数上昇や不安を誘発しやすい
- 規則正しい生活リズム:自律神経を整える基本
- 軽い有酸素運動:ストレス解消と気の巡り改善に
- 寝る前のスマホ使用を控える:脳の興奮を防ぎ、安眠を促す
漢方治療のメリット
- 薬に頼らず 不安体質そのものを改善
- 長期服用でも 副作用が少ない
- 自律神経・ホルモンバランス・胃腸機能も同時に整う
- 「心身両面」からサポートし、再発しにくい体質作り
よくあるご質問(FAQ)
- Q病院の薬と一緒に漢方を飲んでも大丈夫ですか?
- A
はい。併用可能です。減薬のサポートとしても漢方を取り入れる方が多いです。
- Qどれくらいで効果が出ますか?
- A
早い方で1〜2か月、平均して3〜6か月で安定してきます。
- Q漢方だけで治せますか?
- A
根本から体質を整えることで薬に頼らなくても安心して過ごせる状態を目指せます。
まとめ
パニック障害は「もう治らない」と思い込みやすい病気ですが、漢方で体質を整えることで 再発しにくい安定した心身 を取り戻すことが可能です。
薬鍼堂では、丁寧なカウンセリングとオーダーメイド処方で、あなたに合った治療を提案いたします。
不安や動悸に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。