コロナは治ったのに、自分が自分でなくなったような感覚の方へ

「頭にずっと霧がかかっているようで考えがまとまらない」
「体が重くて、出勤するだけで精一杯」
「コロナにかかる前は普通にできていたことができなくなった」
「病院では検査異常なし。どこに行けばいいのか分からない」
「このまま一生治らないのではないかと不安になる」

コロナは治ったはずなのに、体も頭も元に戻らない。

この苦しみは経験した人にしか分かりません。
周囲からは「もう治ったでしょ?」と言われ、職場では以前と同じパフォーマンスを求められる。
でも自分の体は明らかに違う。
そのギャップにますます追い詰められていく方がたくさんいます。

薬鍼堂には病院では異常なしと言われたコロナ後遺症の方が数多くご相談に来られています。
西洋医学ではまだ確立した治療法のないこの領域で、漢方の体質改善という選択肢が力になれるケースがあります。


コロナ後遺症とブレインフォグとは?

コロナ後遺症(Long COVID)は新型コロナウイルス感染後に数週間〜数ヶ月以上にわたって残り続ける症状の総称です。
感染の急性期を過ぎても体調が戻らず、日常生活や仕事に支障をきたします。

中でもブレインフォグ(Brain Fog=脳の霧)はコロナ後遺症の代表的な症状の一つです。

ブレインフォグの主な症状:

  • 頭にモヤがかかったようにぼんやりする
  • 集中力が続かない、仕事のミスが増えた
  • 思考がまとまらず言葉が出てこない
  • 読書やメールの文章を読むのがつらい
  • 記憶力が明らかに落ちた
  • 頭の回転が遅くなった感じがする

その他のコロナ後遺症でよく見られる症状:

  • 強い倦怠感(重力に逆らえないような疲労)
  • 不眠・睡眠の質の低下
  • 頭痛めまい
  • 動悸・息切れ
  • 味覚・嗅覚の異常
  • 脱毛
  • 微熱が続く
  • 筋肉・関節の痛み

これらの症状は血液検査やCTでは異常が見つからないことがほとんどです。そのため「気のせい」「ストレスでは」と片づけられてしまい、行き場を失う方が少なくありません。


なぜ病院では「異常なし」と言われてしまうのか

コロナ後遺症は2026年現在でも西洋医学的に確立された治療法がないのが実情です。

後遺症外来のある病院にかかっても多くの場合は対症療法(症状ごとに別々の薬を処方)にとどまります。

  • 倦怠感 → ビタミン剤、補中益気湯
  • 頭痛 → 鎮痛剤
  • 不眠 → 睡眠導入剤
  • ブレインフォグ → 「時間が経てば治る」

薬鍼堂に来られる方からもこんな声をよく聞きます。

「後遺症外来に半年通ったが漢方エキス剤を出されるだけで変わらなかった」
「主治医にもどのくらいで治るか分からないと言われた」
「仕事のパフォーマンスが戻らず評価にも影響が出ている」
「周囲に理解されず、気持ちの問題では?と言われるのがつらい」
「自分が壊れてしまったような感覚で将来が不安」

西洋医学の「異常なし」は「検査の数値に出る異常がない」という意味にすぎません。
体は確実に不調を訴えている。
その声に応えられるのが漢方の体質改善アプローチです。

薬鍼堂が大切にしている治療の考え方
代表の想いなぜ漢方なのか?


漢方から見たコロナ後遺症の原因|気血の大きな消耗と回復遅延

漢方ではコロナ後遺症をウイルスとの闘いで気血を大きく消耗し、その回復が追いついていない状態と考えます。
さらに闘病中に体内に残った「邪気」(余熱や痰湿)が完全に排出されず、体の巡りを妨げているケースも多く見られます。

① 気虚タイプ(エネルギー枯渇型)

感染中に「気」を大量に使い果たし、回復のためのエネルギーそのものが不足しているタイプ。最も多いパターンです。

こんな方に多い特徴:

  • とにかく体がだるい、少し動くと疲れが翌日以降に出る
  • 朝起きた時から疲れている
  • 食欲がない、食べると胃もたれする
  • 声に力がない
  • 汗をかきやすくなった

② 気血両虚タイプ(心身消耗型)

気と血の両方が消耗しているタイプ。ブレインフォグが強く出やすく、脳に栄養が届いていない状態です。

こんな方に多い特徴:

  • 頭がぼんやりする、集中力が戻らない(ブレインフォグ)
  • 顔色が悪い、唇の色が薄い
  • 立ちくらみ、めまいがある
  • 眠りが浅い、夢をよく見る
  • 脱毛が増えた

③ 痰湿内蘊タイプ(残存邪気型)

感染時の「邪気」が完全に排出されず、体内に余計な水分や老廃物(痰湿)が残っているタイプ。

こんな方に多い特徴:

  • 頭が重い、体が重い
  • むくみやすい
  • 痰がからむ、喉がすっきりしない
  • 胸が塞がったような感じ
  • 曇りや雨の日に症状が悪化する

④ 肝腎虧虚タイプ(深部消耗型)

長期化により体の根本的なエネルギー(腎精)まで消耗しているタイプ。後遺症が半年以上続いている方に多くみられます。

こんな方に多い特徴:

  • 腰痛、膝の弱り
  • 耳鳴り、物忘れがひどい
  • 夜間頻尿
  • 白髪が急に増えた
  • 目がかすむ、ドライアイ

コロナ後遺症はこれらの体質が複合しているケースがほとんどです。
漢方ではブレインフォグという症状だけを追いかけるのではなく、体全体の気血のバランスを立て直すことで結果として頭のクリアさも戻っていくことを目指します。


【漢方治療例】兵庫県西宮市・30代男性 M.Hさんの改善事例

ご相談内容

M.Hさん(兵庫県西宮市・36歳・IT企業SE)は2025年春にコロナに感染。発熱は1週間で治まりましたが、その後強い倦怠感とブレインフォグが3ヶ月以上続き、仕事に大きな支障が出ていました。

後遺症外来を受診し、補中益気湯とビタミン剤を処方されましたが目立った改善がなく、休職も検討し始めたタイミングで薬鍼堂に相談に来られました。

初めての漢方相談で不安な方は
漢方相談の流れ

初診時の状態と体質分析

  • 1日中頭にモヤがかかっていて、コードを書くのに以前の3倍の時間がかかる
  • 会議で言葉が出てこない、説明がまとまらない
  • 少し集中するだけで極度の疲労感に襲われる(以前は10時間集中できた)
  • 朝起きた時が一番つらく、午後になっても回復しない
  • 食欲がなく、昼食はコンビニのおにぎり1個がやっと
  • 夜は疲れているのに眠れない(寝つきに1〜2時間かかる)
  • 頭痛が週3〜4回(締め付けるような痛み)
  • 体重が3kg減少、顔色が土色
  • 微熱(37.0〜37.3℃)が2ヶ月以上続いている
  • 味覚は戻ったが、食べ物が美味しいと感じない

→ 東洋医学的には気血両虚+痰湿内蘊と判断。
コロナとの闘いで気血を大きく消耗した上に、体内に邪気の残滓(痰湿)が停滞し、脳への栄養と巡りが両方とも不足している状態でした。

治療方針

コロナ後遺症は一般的な不調と異なり、消耗と邪気の残存という二つの問題を同時に扱う必要があります。
漢方薬で気血を補いながら、同時に痰湿を取り除いて体内の巡りを回復させる方針としました。

治療経過

漢方治療2週間後

最初に変化が出たのは微熱でした。37.0℃台だった体温が36.7℃前後に下がり、「地味だけど楽になった」とのこと。食欲はまだ戻らず、ブレインフォグにも大きな変化なし。

漢方治療1ヶ月後

食欲が少しずつ回復し、昼食を普通の量食べられるようになりました。「胃が動き始めた感じがする」。頭痛の頻度が週1〜2回に減少。睡眠も30分以内で寝つけるようになりました。

漢方治療2ヶ月後

ブレインフォグに初めて変化が出ました。 「午前中はまだモヤがかかっているが、午後になると頭がクリアになる時間帯が出てきた」。短時間のコーディング作業は以前の感覚でこなせるようになり、「自分が戻ってきている感じがする」とのこと。体重も1kg増加。

漢方治療3ヶ月後

午前中のモヤも軽くなり、会議で自分から発言できるように。集中力は以前の6〜7割まで回復した実感があるとのこと。頭痛はほぼ消失。倦怠感も「重力に逆らえない感じ」から「少し疲れやすい程度」まで改善。

漢方治療5ヶ月後

ほぼ以前のペースで仕事ができるようになり休職の話は完全になくなりました。 上司からも「元に戻ったね」と言われたとのこと。睡眠の質も安定し、朝の倦怠感はなくなりました。趣味のランニングも少しずつ再開。

漢方治療7ヶ月後

集中力・体力ともに感染前の9割以上まで回復。「コロナ前の自分に限りなく近い」とのこと。漢方薬は量を減らして体力維持・再発予防として継続中。今後は段階的に終了を目指しています。


漢方薬の費用について

薬鍼堂の漢方薬は体質や症状に合わせたオーダーメイド処方のため、費用は一人ひとり異なります。
コロナ後遺症の治療では、おおむね以下の金額を目安にしてください。

1週間あたり1日あたり1ヶ月あたりの目安
基本となる1薬方の場合3,500円〜4,900円前後約500円〜700円約15,000円〜21,000円
複数の薬方や補助剤を使用する場合5,000円〜7,000円前後約710円〜1,000円約21,000円〜30,000円

M.Hさんの場合の費用推移

治療期間漢方薬の構成1週間あたりの費用
1〜3ヶ月目(治療初期)2種類の漢方薬約7,000円(1日約1000円)
4〜5ヶ月目(回復期)2種類を減量約5,600円(1日約800円)
6ヶ月目以降(維持期)1種類に調整約4,200円(1日約600円)

体調が安定してくると漢方薬の種類や量を減らしていけるため、費用も段階的に下がっていきます。

漢方相談は無料で行っています。ご予算に合わせた提案もしておりますので遠慮なくご相談ください。

費用やその他のご質問について詳しくは
よくある質問無料相談の理由


患者さんの声

M.Hさん
西宮市

コロナにかかった後、3ヶ月経っても頭のモヤが取れなくてコードを書くのに以前の何倍も時間がかかるようになりました。SEにとって集中力はすべてなので、このまま仕事ができなくなるのではと本気で恐怖を感じていました。

後遺症外来で補中益気湯をもらっていましたが全然変わらず、ネットで探して薬鍼堂さんにたどり着きました。先生に体質に合っていない漢方をいくら飲んでも効かないのは当然ですと説明されて、なるほどと思いました。

飲み始めて最初に変わったのは微熱と食欲で、体の土台が戻ってくる感じがしました。ブレインフォグの改善は少し経ってからでしたが、午後に頭がクリアになる感覚が出てきた時は本当に嬉しかったです。

上司に元に戻ったねと言われて休職せずに済んだことに心底ほっとしました。今はほぼコロナ前の自分に戻れたと思っています。後遺症に悩んでいる人は、一般的な漢方で効かなくても諦めないでほしいです。体質に合った漢方は本当に違います。


コロナ後遺症に漢方が選ばれる理由

コロナ後遺症の治療に漢方を選ばれる方が増えている理由は、主に3つあります。

① 「検査異常なし」でも治療できる

漢方は西洋医学の検査値ではなく、体全体のバランスを診て処方します。血液検査やCTで異常がなくても、脈・舌・お腹の状態・自覚症状から体質のズレを読み取り、そこにアプローチします。

② 複数の症状をまとめて改善できる

ブレインフォグ・倦怠感・不眠・頭痛・食欲不振、、、コロナ後遺症は多彩な症状が同時に現れます。西洋医学では症状ごとに別々の薬が必要ですが、漢方は体質を整えることで複数の症状が同時に改善していきます。

③ 病院の漢方で効かなかった方にも

後遺症外来でツムラなどのエキス製剤(補中益気湯・人参養栄湯など)を処方されて効かなかったという方は少なくありません。これは漢方が効かないのではなく、体質に合った処方が選ばれていなかった可能性があります。薬鍼堂では時間をかけた問診と体質分析に基づき、一人ひとりに最適な処方を組み立てます。

薬鍼堂の漢方の考え方
なぜ漢方なのか?


回復を早めるための養生法

漢方治療と合わせて日常の中でできるケアも大切です。

① 疲れる前に休むを徹底する

コロナ後遺症の方に最も重要なのはペーシング(活動制限)です。「調子のいい日にまとめて頑張る」と翌日以降に症状が悪化するクラッシュが起きます。7割の力で過ごすことを意識してください。

② 胃腸を大切にする

漢方では「気」は食事から作られます。胃腸が弱っていると食べても「気」に変換されず、回復が遅れます。冷たいもの・生もの・脂っこいものを控え、温かく消化のよい食事を心がけてください。

③ 睡眠を最優先にする

コロナ後遺症の回復において、睡眠は最も重要な治療時間です。就寝時間を一定にし、寝る1時間前にはスマホ・PCを控えることで睡眠の質が向上します。

④ 適度な散歩(無理のない範囲で)

体が動けるようになってきたら1日15~20分程度の散歩から始めてください。激しい運動は逆効果です。散歩が辛い段階ではストレッチだけでも構いません。

⑤ 周囲にまだ完全ではないと伝える

コロナ後遺症は外見上分かりにくいため、周囲がもう治ったはずと思い込みがちです。自分の状態を正直に伝えることが無理をしないための重要なステップです。


よくある質問(Q&A)

Q
コロナにかかったのは半年以上前ですが、今からでも改善しますか?
A

はい。半年〜1年以上経過した方でも体質を整えることで改善するケースは多くあります。むしろ長期化しているほど体質のズレが根深くなっており、漢方のアプローチが適していることが多いです。

Q
病院で補中益気湯を出されて効きませんでしたが漢方自体が合わないということですか?
A

いいえ。補中益気湯は「気虚」タイプにはよい処方ですが、コロナ後遺症の原因が「痰湿」や「血虚」にもある場合、それだけでは不十分です。体質に合わせた処方を選ぶことが漢方治療の核心であり、1種類の既成処方で効かなかったからといって漢方そのものが合わないわけではありません。

Q
仕事をしながら治療できますか?
A

はい、多くの方が仕事を続けながら治療されています。漢方薬は1日2回~の服用で、眠気などの副作用がないため仕事への影響はありません。

Q
オンラインで相談できますか?
A

はい、対応しています。倦怠感で外出がつらい方は自宅から相談していただけます。漢方薬は代引きで全国に発送しています。

Q
どのくらいで変化を感じますか?
A

早い方で2週間(微熱・食欲などの身体症状から)、ブレインフォグの改善には一般的に2~3ヶ月かかります。仕事への支障が大きく改善するまでには4~6ヶ月を目安とお考えください。段階的に確実に回復していきますのでご安心ください。

Q
他の病院の治療と併用できますか?
A

はい、後遺症外来の治療やリハビリと併用可能です。現在の服薬内容をお伺いした上で安全な漢方薬をご提案します。
他のお薬との併用について


コロナ後遺症でお悩みの方へ|漢方相談のご案内

ブレインフォグ、終わらない倦怠感、元に戻れない不安。誰にも理解されないつらさを抱えていませんか?

薬鍼堂では、15年以上の経験と5千人以上の相談実績をもとに、一人ひとりの体質に合わせた漢方治療を行っています。

  • 検査では「異常なし」と言われたが明らかに不調がある
  • 病院の漢方で改善しなかった
  • ブレインフォグで仕事に支障が出ている
  • 休職を検討するほど追い詰められている
  • いつ治るのか分からず、先が見えない

そんな方にこそ体質に合わせた本当の漢方治療を試していただきたいと思います。

相談料は無料です。 オンライン相談にも対応しています。

今すぐ相談をしたい方は

来店・電話・オンラインでの相談をご希望の方は


【まとめ】ブレインフォグは時間が解決するとは限りません

  • コロナ後遺症の根本には気血の大きな消耗と邪気の残存がある
  • 検査で「異常なし」でも漢方の体質診断なら原因が見える
  • 病院のエキス製剤で効かなくても体質に合った漢方なら変わる可能性がある
  • ブレインフォグの改善には2~3ヶ月、仕事への支障の解消には4~6ヶ月が目安
  • 費用は1週間3,500円〜で改善に伴い段階的に減額

コロナ前の自分に戻ることを諦めないでください。
薬鍼堂が体質に合った漢方であなたの回復をサポートします。


関連ページ

関連する症状の治療例

電話でお問い合わせ

072-771-1011

火~土:10:00-19:00
メールでのお問い合わせ

2営業日以内に返信

LINEでのお問い合わせ