自律神経失調症とは
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、めまい・動悸・息苦しさ・頭痛・倦怠感・不眠・胃腸の不調・不安感などが続く状態です。
病院で検査しても異常が見つからず、「ストレス」「自律神経の乱れ」と言われ、薬やカウンセリングを続けても改善しない方が多く来院されます。
漢方での捉え方
漢方では、自律神経失調症の背景にある体質を気虚(エネルギー不足)/気滞(気の滞り)/血虚(血不足)/瘀血(血流の停滞)などとして捉え、心身のバランスを整えることで根本改善を目指します。
特に、
- ストレスで緊張しリラックスできない
- 考えすぎ・不安感が強い
- 季節の変わり目や気圧で悪化
- 朝起きられない、体が重い
といった症状が複合していることが多く、薬鍼堂では体質診断に基づいたオーダーメイドの治療を行います。
症例紹介(兵庫県尼崎市・30代女性Y.T様)
主訴
動悸、肩こり、頭の締め付け感、息苦しさ、寝つきが悪い、朝起きられない。
病院の検査では異常なし。抗不安薬と睡眠薬を服用していたが改善せず来店。
治療経過
【1ヶ月目】
頭重感が軽くなり、動悸の回数が減少。
【2ヶ月目】
睡眠の質が改善し、朝が起きやすくなる。
「息苦しい感じが減った」と実感。表情も明るくなる。
【3ヶ月目】
頭痛と肩こりはほとんど消失。仕事復帰。
気分の落ち込みも大幅に改善し、「普通に生活できるありがたさを感じる」とコメント。
【4ヶ月目〜】
再発防止のため量を調整しながら継続。
気圧変化の時期も大きな不調なく安定を維持。
患者さんの声

検査で異常がないと言われ続け、理解されないつらさがありました。
不安や動悸で外出もできなくなった時、薬鍼堂さんに相談して本当に良かったです。
体と心が一緒に軽くなっていく感覚があり、今は生活が取り戻せました。
今回の漢方薬の金額
1日あたり600 円(税込)
※体質や症状により処方内容が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。無理なく続けられるようご提案します。
養生(セルフケアのポイント)
- 深呼吸や軽い散歩で交感神経をリセット
- 夜更かしを避け、就寝前1時間はスマホを見ない
- 体を冷やさず温める
- カフェイン・甘いものの取りすぎに注意
- 朝日を浴びて体内時計の調整を
「できることを少しずつ」が回復の近道です。
漢方治療のメリット
- 薬に頼らず根本から改善を目指せる
- 再発しにくい体づくりができる
- 自律神経・メンタル・睡眠・体の症状をまとめて整える
- 副作用が少なく長期調整が可能
FAQ
- Q薬を飲んでいても漢方は使えますか?
- A
はい。併用できます。服薬状況を確認しながら調整します。
- Q改善の目安はどれくらいですか?
- A
早い方で1〜2ヶ月、慢性化している場合で3〜6ヶ月が目安です。
- Q不安感やパニック症状にも対応できますか?
- A
体質から整えるため、精神面の症状にも効果が期待できます。
まとめ
自律神経失調症は「気のせい」ではありません。
体質と心身のバランスを整えることで、必ず回復の道があります。
「どこへ行っても良くならない」
「誰にも理解されないつらさがある」
そんな方こそ、一度ご相談ください。