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拒食症と漢方
神経性に食欲がなくなる病気で主に若い女性がかかります。 やせたいという願望が強く極端に食事の量を制限し、やせているのに体重が増えるのを恐れてさらに過激なダイエットを行います。 その結果、低栄養状態となり月経が閉止したり、低体温、むくみや肌荒れ、けいれん、不整脈なども起こります。 反動で過食症になり拒食と過食を交互に繰り返すケースも多く、両者の区別が困難な場合もあります。 この病気になると食事らしいものをせず果実とか菓子を少し食べるだけで数ヶ月から数ヵ年もの間、生活することがあります。 この拒食症は江戸時代の医書にも見ることができます。拒食症では脈が沈小、沈遅弱 、沈小弱のものが多いので附子剤の適応症のようにみえますが、沈小の脈は気の沈欝にもよっても起こるので必ずしも附子剤の証ときめることはできません。よく使う漢方薬
- 小柴胡湯
- 半夏厚朴湯
- 抑肝扶脾散
- 延年半夏湯
よくあるご質問
- Q拒食症に漢方は役立ちますか?
- A
食べられない背景にある体と気持ちの状態を整えていきます。低栄養から月経が止まる、低体温、むくみ、肌荒れ、けいれん、不整脈といった不調が重なることも多く、体力を立て直しながら進めていきます。
- Q拒食症と過食症は別のものですか?
- A
反動で過食症になり、拒食と過食を交互に繰り返すケースも多く、両者の区別が難しい場合もあります。どちらか一方に決めつけず、そのときの体の状態に合わせて内容を調整していきます。
- Q病院に通いながらでも相談できますか?
- A
はい。低栄養が進んでいる場合は医療機関での管理が優先されます。服用中のお薬をご自分の判断で減らす必要はなく、主治医とご相談のうえ併せて進めていただいています。
- Qどんな薬方を使いますか?
- A
体質により異なります。小柴胡湯、半夏厚朴湯、抑肝扶脾散、延年半夏湯などを用います。脈が沈小、沈遅弱のことが多い一方、沈小の脈は気の滞りでも起こるため、脈だけで決めることはありません。
- Q費用はどれくらいかかりますか?
- A
体質により異なりますが、1週間あたり3,500円〜7,000円前後が目安です。相談料はいただいておりません。回復に伴って薬方を減らしていくため、費用も段階的に下がっていきます。続けられるご予算内でのご提案もしておりますので、遠慮なくご相談ください。
監修・執筆|薬鍼堂 代表 三井 翔(みつい しょう)
薬鍼堂は15年以上・のべ5千人以上の漢方相談に携わってきた兵庫県伊丹市の漢方専門店です。代表 三井 翔(漢方専門家/鍼灸習得/伊丹・豊中2店舗)が、一人ひとりの体質と背景を1時間かけて丁寧に伺います。
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