腰椎ヘルニアにお悩みの方へ|漢方で「治療」という選択肢
「病院でヘルニアと診断されたが、薬やリハビリではよくならない」
「手術は避けたいが、痛みが日常生活に支障をきたしている」
「根本から治したいけど、どうしたらいいかわからない」
そんな悩みをお持ちの方に向けて、今回は漢方による腰椎ヘルニア治療の実例をご紹介します。
治療の経過、養生法、患者さんの声、Q&Aも交えて、腰椎ヘルニアの治療における漢方の可能性をお伝えします。
漢方で考える「腰椎ヘルニアの治療」
腰椎椎間板ヘルニアとは?
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の骨(腰椎)の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫し、腰や足に痛み・しびれ・感覚異常を引き起こす状態です。
特に30〜50代の働き盛りの方に多く、長時間のデスクワークや肉体労働、運動不足、ストレスが原因になることが少なくありません。
西洋医学と漢方医学の違い
西洋医学では、痛み止めやブロック注射、手術が中心になります。
一方、漢方医学では「気・血・水の巡り」や「腎・肝・脾」の機能低下といった体質全体の乱れに着目し、再発しにくい体質改善を目指した治療を行います。
【漢方治療例】兵庫県伊丹市・40代男性T.N様の腰椎ヘルニア改善事例
ご相談内容
兵庫県伊丹市在住・40代男性T.N様は、数ヶ月前から右腰から太もも、ふくらはぎにかけての痛みとしびれを感じていました。
整形外科で「L4〜L5の腰椎椎間板ヘルニア」と診断され、鎮痛薬や理学療法を続けたものの、仕事や日常生活への支障が続き、漢方相談に来られました。
初診時の状態
- 座っていると痛みとしびれが増す
- 朝起きるときに腰が固まって動けない
- 足がだるく、力が入りにくい
- 冷え症、夜間頻尿あり
T.N様は、体力の低下、冷え、血行不良、ストレスが複合的に絡み合っている状態でした。
漢方的には、「腎虚(じんきょ)」「水毒(すいどく)」の状態と判断しました。
治療の経過
2週間後
- しびれの範囲は変わらないが、腰の痛みが軽減。
- 夜間頻尿が改善し、眠れるようになる。
1ヶ月後
- 足のだるさとしびれが軽くなり、日中の活動量が増加。
- 朝の腰のこわばりが和らぐ。
3ヶ月後
- 通勤・デスクワーク時の痛みがほぼ消失。
- 現在は再発予防と体質強化のため、処方を微調整し継続中。
実際の患者さんの声

伊丹市
長時間座っているだけでつらく、仕事もままならない状態でした。
漢方は初めてで半信半疑でしたが、思った以上に身体の内側から整っていく感じがありました。
今は通勤もスムーズで、普通に歩けるようになったのが嬉しいです。
先生に自分の体質をわかりやすく説明してもらえて安心できました。
腰椎ヘルニアの治療に役立つ養生法
自宅でできる再発予防のための生活習慣
1. 腰を冷やさない
腰回りを温めることは基本です。薄手の腹巻、湯船に浸かる習慣を。
2. 無理のない範囲で体を動かす
長時間の同一姿勢を避け、軽く体を動かすことが大切です。1時間に1回は立ってストレッチを。
3. ストレスをためすぎない
精神的な緊張は筋肉のこわばりや血行不良を招きます。音楽や自然、深呼吸などで意識的に緩めましょう。
4. 十分な睡眠を確保する
腰椎の回復には睡眠が不可欠。夜間のスマホや過剰なカフェインは控え、質の良い眠りを意識してください。
よくある質問(Q&A)
- Q腰椎ヘルニアは漢方だけで治せますか?
- A
状態によりますが、軽度〜中等度であれば漢方のみで症状が改善されるケースが多くあります。重度の場合でも、漢方を併用することで回復力を高めることができます。
- Qどのくらいの期間で効果が出ますか?
- A
早ければ2〜3週間で症状の緩和を感じられますが、根本改善には3~6ヶ月を目安に取り組んでいただくと良いです。
- Q他の治療と併用できますか?
- A
はい。リハビリ・整体・鍼灸・病院の薬との併用も可能です。ご希望に応じて連携もご提案します。
腰椎ヘルニアの治療に「漢方」という選択肢を
腰椎ヘルニアは、ただ症状を抑えるだけでは再発を繰り返す可能性があります。
漢方では、体質・血流・冷え・ストレスなど複合的な要因を見極め、内側から整える治療を行います。
「手術を避けたい」
「痛みを繰り返したくない」
そんな方は、ぜひ一度、薬鍼堂の漢方相談をご利用ください。
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【まとめ】腰椎ヘルニアの治療には体質からの見直しが鍵
- 漢方は腰椎ヘルニアの根本原因である体質の乱れにアプローチ
- 冷え、血流、筋力低下、ストレスを同時に整える
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療で、再発しない身体へ導く
あなたの「治らない」と思っていた腰痛に、新しい治療の選択肢を。
薬鍼堂が、あなたに合った漢方の治し方をご提案します。