線維筋痛症とは?つらい全身の痛みと不安を抱える方へ
線維筋痛症は、全身の広範囲な痛み・こわばり・疲労感・不眠 が長期的に続く慢性疾患です。原因は完全には解明されておらず、ストレスや自律神経の乱れ、脳の痛みを感じるシステムの異常などが関与していると考えられています。
西洋医学では鎮痛薬・抗うつ薬・抗けいれん薬などでの対症療法が中心ですが、薬の効果に限界がある方、また副作用で悩まれる方も少なくありません。
薬鍼堂では、痛みの背景にある体質(気血水の乱れ、自律神経の不調、冷えやストレスの蓄積) に注目し、漢方で改善をめざします。
漢方でみる線維筋痛症の体質
漢方では、線維筋痛症を以下のように捉えます。
- 気血両虚:エネルギー不足で疲労・こわばりが強くなる
- 瘀血(おけつ):血流の停滞で痛みが慢性化
- 水毒(水毒):余分な水分が溜まり、重だるさやこわばりを助長
- 気滞:ストレスで気が滞り、痛みや抑うつを悪化
これらを整えることで、薬に頼らずに日常生活を取り戻せる方が増えています。
【症例紹介】兵庫県西宮市在住 50代女性 M.Yさん
ご相談のきっかけ
10年以上前から全身の痛みと倦怠感があり、複数の病院で「線維筋痛症」と診断。リリカ(プレガバリン)、抗うつ薬、鎮痛薬を使用するも効果が乏しく、眠気やふらつきで生活に支障があり来院されました。
初診時の状態
- 全身の痛み(特に背中・太もも・腕)
- 睡眠障害(夜中に何度も目が覚める)
- 疲労感が強く、外出が困難
治療経過
2ヵ月目
- 痛みが「常に10→7」に軽減
- 夜間の中途覚醒が減り、朝のだるさが改善
4ヵ月目
- 全身の痛みが「7→5」に
- 午前中の家事ができるようになり、外出回数も増加
7ヵ月目
- 痛みが「5→3」にまで軽減
- 睡眠の質が安定し、鎮痛薬の使用回数が半分以下に
- 「痛みを意識しない日がある」とご本人の感想
患者さんの声

長年、薬を飲んでも痛みは残り、生活の質が下がるばかりでした。
薬鍼堂の先生に体質を丁寧にみてもらい、少しずつ痛みが減っていく実感 がありました。今では家族と外出する余裕も出てきました。もっと早く相談すればよかったです。
一日あたりのご予算
1 日あたり980 円(税込)
※体質や症状により処方内容が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。無理なく続けられるようご提案します。
養生法|痛みを和らげる日常の工夫
- 無理のないストレッチや散歩:血流改善に有効
- 冷え対策:体を温めることで痛みを軽減
- 規則正しい睡眠:23時前の就寝が理想
- ストレス発散:深呼吸・趣味の時間を大切に
- 消化の良い食事:胃腸を整えることで気血を補う
漢方治療のメリット
- 西洋薬で効果が乏しい方でも体質から改善できる
- 痛みだけでなく、不眠・疲労感・気分の落ち込みも同時に整えられる
- 副作用が少なく、長期的な服用に安心
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイド処方
よくあるご質問(FAQ)
- Q漢方だけで治りますか?
- A
もちろんです。体質を整えることで痛みの改善が期待できます。西洋薬との併用も可能です。
- Qどれくらいで効果が出ますか?
- A
個人差はありますが、1〜3か月で変化を感じ始め、6か月ほどで大きな改善が見られるケースが多いです。
- Q痛み以外の不眠や気分の落ち込みも改善しますか?
- A
はい。漢方は全身を整えるため、不眠・自律神経の不調にも効果が期待できます。
- Q続けやすい費用ですか?
- A
1日あたり660〜990円が中心。ご予算に合わせた調整が可能です。
まとめ|線維筋痛症に「諦めない選択」を
線維筋痛症は「治らない」と言われがちですが、漢方で体質から整えることで、痛みが無くなり生活の質が向上する方が多くいらっしゃいます。
薬鍼堂では、丁寧なカウンセリングとオーダーメイド処方で、一人ひとりに合わせた改善をサポートいたします。
まずはお気軽にご相談ください。