本態性振戦<漢方治療5ヶ月目>

こころ・自律神経

本態性振戦の漢方治療 強い震えが無くなる

本態性振戦とは?漢方が効果的な理由

本態性振戦は、手や頭、声などが自分の意思とは関係なく震えてしまう病気です。特に細かい作業をするときや緊張したときに震えが強くなるのが特徴です。

西洋医学ではβ遮断薬や抗てんかん薬が処方されることが多いですが、薬の副作用や効果が限定的な場合もあります。そのため、根本的な体質改善を目指せる漢方治療に注目が集まっています。

漢方では、「気の乱れ」や「血の巡りの悪さ(瘀血)」を改善し、神経の安定を図ることで、本態性振戦の症状を和らげていきます。

神経の興奮を抑え、震えを軽減
ストレスによる悪化を防ぎ、精神を安定させる
血流を良くし、手足の冷えやこわばりを改善


大阪府大阪市 K.T様(68歳・男性)の体験談

10年以上前から手の震えがあり、特に細かい作業をするときに震えが目立つようになりました。
病院で「本態性振戦」と診断され、薬を処方されましたが、副作用が気になり、長期間の服用に不安があったため、漢方治療を試してみることにしました。


漢方治療の経過と効果

治療開始 1ヶ月目

  • 震えの強さはあまり変わらないが、気持ちの落ち着きが出てきた
  • 手足の冷えが少し改善

治療開始 3ヶ月目

  • 震えの頻度が少し減り、字を書くときの違和感が軽減
  • 疲れやストレスを感じたときの震えが以前よりも軽くなる

治療開始 5ヶ月目(治療途中)

  • 震えはまだあるが、強くなることが減った
  • 細かい作業をするときの緊張が和らぎ、作業効率が上がる
  • 以前よりも手の動きがスムーズになり、物を持つときの安定感が出てきた

患者さんのコメント

「まだ震えは残っていますが、以前よりも気にならなくなりました。細かい作業がしやすくなったので、日常生活が少し楽になってきました。」


お薬代の目安

💰 1日あたり 750円

漢方治療は、個々の体質や症状に合わせて処方が変わるため、治療期間や服用量も一人ひとり異なります。


漢方による本態性振戦の治療効果

震えの強さを軽減し、日常動作がスムーズに
ストレスや緊張による悪化を防ぎ、精神を安定させる
血流を改善し、手足の冷えやこわばりを和らげる
自律神経のバランスを整え、全身の調子を整える


本態性振戦に漢方を取り入れるメリット

🌿 自然な改善
漢方は、震えを抑えるだけでなく、神経のバランスや血流を整え、根本的な体質改善を目指します。

💊 副作用が少なく、長期間の服用が可能
漢方薬は体に負担が少ないため、安心して続けられる治療法です。

🛡 再発を防ぐ
漢方では、神経の興奮を抑えることで、症状の再発を防ぎます。


本態性振戦の改善には継続が大切

本態性振戦は、すぐに治るものではなく、体の状態を整えながら、少しずつ改善していくことが大切です。

焦らず、じっくりと漢方治療を続けていきましょう!

まずはお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
薬鍼堂代表 三井 翔

漢方専門家
東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。

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