過敏性腸症候群(IBS)の漢方治療症例
27歳 女性
昔から緊張するとお腹が痛くなりやすく人前に立ったりするのが苦手で出かける前や電車や車に乗っている時にもお腹が痛くなりやすい。
そのせいで遠出するのも難しく友人と食事に行くことも敬遠してしまう状態でした。
過敏性腸症候群(IBS)と漢方
主な症状
- お腹を下しやすい
- 緊張
- 常にお腹を気にしてしまう
漢方薬服用開始
自律神経が主な原因で腸のコントロールが上手くいっていないようです。
五志を調えることで腸の働きがスムーズにいくように漢方薬を調節しました。
1ヵ月後
気分的に少しマシかなという程度。
特に大きな変化は無かったのですが見立てでは漢方薬が合っているようなので引き続き同じ漢方薬でいきます。
2ヵ月後
トイレに行かずに電車に乗っていられる時間が増えてきたようです。
3ヵ月後
仕事でかなり緊張する場面があったのですがお腹も痛くならず緊張も以前よりは軽めで済みました。
4ヵ月後
お腹が痛くなることも少なくなり、だいぶ気にならなくなってきました。友人や仕事関係の食事でも問題無く、自律神経は調ってきたようです。
漢方薬を少しずつ減らしていきます。
7ヵ月後
お腹が痛くなることは1ヵ月に一度あるかないかくらいまでになり、漢方薬を止めて様子を見ていくことになりました。
患者さんの声
お腹を気にすることがなくなって気持ちが楽です。旅行に行っても楽しめるようになりました。
漢方薬の金額の目安
1日あたり720円