過活動膀胱とは?|頻尿・尿意切迫感の原因

「トイレが近い」「急に我慢できない」「夜中に何度も起きる」
これらの症状が続く場合、過活動膀胱(OAB) の可能性があります。

膀胱の筋肉(排尿筋)が過敏になり、尿が十分にたまっていなくても強い尿意が起こる状態です。
加齢・ストレス・冷え・ホルモン変化などが関係し、女性に多く見られます。

漢方でみる過活動膀胱の原因

西洋医学では「膀胱の神経過敏」や「筋肉の異常収縮」とされますが、漢方では体全体のバランスの乱れとして以下のように捉えます。

体質タイプ特徴改善の方向性
腎虚タイプ加齢や冷えによる排尿コントロール力の低下腎を補い、膀胱機能を安定させる
気虚タイプ体力低下・ストレス・出産後に多い気を補い、膀胱の締める力を回復
冷え・血流低下タイプ下腹部の冷え、むくみ、手足の冷え温めて血行を促進し、神経過敏を鎮める

薬鍼堂では、体質を分析し、「なぜトイレが近くなるのか」を根本から整えていきます。

【症例紹介】兵庫県伊丹市在住/60代女性/T.Kさん

ご相談のきっかけ

数年前からトイレが近く、外出時に不安を感じるようになったT.Kさん。
夜中に3〜4回起きることもあり、眠りが浅く、日中も疲労感が強いとのこと。
病院では「加齢による過活動膀胱」と言われ、薬を飲むも改善せず、「体質から治したい」との思いで薬鍼堂にご相談くださいました。

治療経過

1ヶ月目

夜間のトイレが3回から2回に減少。体の冷えも軽減。

3ヶ月目

日中の尿意切迫が減り、外出中の不安が減る。眠りが深くなる。

5ヶ月目

夜間のトイレは1回程度に安定。日中の頻尿も気にならないレベルに。

7ヶ月目

発作的な尿意は消失。体全体の疲労も軽くなり、活動的な生活を取り戻す。

患者さんの声

T.Kさん
伊丹市

外出するたびにトイレの場所を気にしていましたが、今では友人と長時間出かけても大丈夫に。
冷えも取れて、夜ぐっすり眠れるようになりました。
“年のせい”と諦めなくて良かったです。

一日あたりのご予算

1 日あたり600 円(税込) 

※体質や症状により処方内容が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。無理なく続けられるようご提案します。

養生法|過活動膀胱を和らげる生活習慣

  • 冷え対策を徹底:下腹部を温め、氷飲料・生野菜の摂りすぎを控える
  • カフェインの摂取を減らす:コーヒー・緑茶は尿意を誘発
  • 骨盤底筋を鍛える:軽いスクワットや呼吸トレーニング
  • ストレスケアを重視:緊張で膀胱が収縮しやすくなるため、深呼吸・散歩を

漢方治療のメリット

  • 副作用が少なく、長期的な服用が安心
  • 原因となる「腎・気・冷え」を整え、再発しにくい体質
  • 薬に頼らず、自然な排尿リズムを取り戻す
  • 冷え・むくみ・不眠などの全身の不調も同時に改善

よくあるご質問(FAQ)

Q
薬を飲みながら漢方を併用できますか?
A

併用は可能です。漢方は体質を整える目的なので、現在の治療を続けながら併用することで効果が高まるケースもあります。

Q
どのくらいで効果が出ますか?
A

軽症であれば1〜2ヶ月、慢性的な場合は3〜6ヶ月が目安です。焦らず体質改善を重ねることで、安定した結果が得られます。

Q
男性の過活動膀胱にも漢方は有効ですか?
A

はい。男性の場合は前立腺肥大などの関与も考えられますが、漢方で「腎気」を整えることで改善が見られることが多いです。

Q
トイレが近い以外にも効きますか?
A

冷え・むくみ・不眠・疲労など、膀胱と関わる他の不調にも改善が見られることが多いです。

まとめ|「年のせい」とあきらめる前に

過活動膀胱は「加齢」や「体質のせい」と片づけられがちですが、漢方で体のバランスを整えることで、自然に尿意をコントロールできるようになります。

薬鍼堂では、症状だけでなく、冷え・疲れ・ストレスなど体全体を診ながら“トイレの不安から解放される日常”をサポートします。

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