市販薬や皮膚科で治らないにきびに、漢方という選択肢を
「思春期は過ぎたのに、にきびが治らない…」
「皮膚科の塗り薬を続けても良くならない」
「マスク生活でさらに悪化してしまった」
そんなお悩みを抱えてご来店された兵庫県尼崎市在住の20代女性・A.S様の症例を通じて、漢方でのにきびの治し方を詳しくご紹介します。
なぜにきびが繰り返すのか?|漢方で見る原因とは
西洋医学でのにきび治療の限界
にきびは皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などが原因とされますが、塗り薬や抗生剤では一時的な対処になりがちです。
「良くなったと思ったらまた出てきた」
「薬をやめるとぶり返す」
これは、根本的な体質改善がなされていないことに原因があります。
漢方で考えるにきびの根本原因
漢方では、にきびは「内側からの不調のサイン」として捉えます。主な要因は次の通りです。
- 体内の熱(内熱)や炎症の蓄積
- ホルモンバランスの乱れ(特に月経前)
- 胃腸機能の低下・消化不良
- ストレスによる「肝気の滞り」
患者さん一人ひとりの体質を見極め、根本的な体質改善を図るのが漢方の特長です。
【漢方治療例】兵庫県尼崎市・20代女性A.S様のにきび改善症例
ご相談内容
A.S様(兵庫県尼崎市・20代・事務職)は、「顎からフェイスラインにかけて、赤く大きいにきびが繰り返しできる」とご来店されました。
特に生理前に悪化しやすく、便秘や下腹部の張り、ストレスも強いとのことでした。
皮膚科での抗生剤・外用薬治療を半年以上継続しても改善が見られず、「根本的に体質から見直したい」と薬鍼堂にご相談いただきました。
初診時の体質所見
- 月経前ににきびが悪化
- 下腹部の冷えと便秘気味
- イライラしやすく、睡眠が浅い
- 肌が赤く、にきび跡が残りやすい
A.S様は「肝鬱化熱(かんうつかねつ)+瘀血(おけつ)」タイプと判断し、漢方治療を開始しました。
治療の経過
1ヶ月後
- 新しいにきびの出現が減少
- 肌の赤みが軽減
- 睡眠の質が改善
3ヶ月後
- フェイスラインのにきびがほぼできなくなる
- 月経前でも肌が安定
- 便通も改善し、全体的に代謝が上がる
5ヶ月後
- にきび跡が薄くなり、再発がほぼなくなる
- スキンケアに頼らなくても安定した肌状態へ
実際の患者さんの声

長年、にきびに悩まされてきました。皮膚科にも通っていましたが、良くなったと思えばまたできる…。
薬鍼堂さんでは、肌だけでなく、体調や気持ちの変化も丁寧に見てもらえて安心できました。
生理前の肌荒れもなくなり、肌に自信が持てるようになって本当に嬉しいです。
自宅でできるにきびのための漢方的養生法
1. 食事を見直す
甘い物・脂っこい物・刺激物は「内熱」を悪化させます。野菜中心、特に青菜・豆類を多く。
2. お腹を冷やさない
下腹部を温めることで、血の巡りとホルモンバランスが安定します。冷たい飲み物は控えましょう。
3. 十分な睡眠と休息
肌は夜に再生されます。22時〜2時のゴールデンタイムは可能な限り眠るように。
4. ストレスの発散
溜め込まず、軽い運動や散歩、趣味などで「気の巡り」を良くすることが大切です。
よくある質問(Q&A)
- Q漢方でにきびは本当に治るんですか?
- A
はい、体質と生活習慣に合わせた漢方で、再発しない肌状態を目指すことができます。当店では多くの方が改善されています。
- Q病院の薬やスキンケアとの併用は可能ですか?
- A
基本的には可能です。ただし、体への影響を見ながら漢方とのバランスを調整しますので、現在使用中の薬・化粧品は初回相談時にお知らせください。
- Qどれくらいで改善しますか?
- A
個人差はありますが、1〜3ヶ月で効果を感じる方が多く、半年ほどで肌質自体が大きく変化することが多いです。
ニキビの治し方に悩んでいる方へ|まずは体質から見直す漢方相談を
繰り返すにきび、慢性的な肌荒れにお悩みの方へ。
薬鍼堂では、肌トラブルの背景にある「体質・内臓・ホルモン・ストレス」まで丁寧に分析し、あなただけのオーダーメイド漢方処方をご提案します。
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【まとめ】にきびの治し方は「肌だけでなく体質から整える」ことがカギ
- 表面的なケアではなく、内側から肌を整えることが再発予防に
- 漢方は、にきびのタイプ・体質・生活習慣に合わせて根本改善が可能
- 自分の体質に合った治療を行うことで、薬に頼らない健康的な肌へ
にきびにもう悩まない肌を目指して。
薬鍼堂の漢方で、体と心から整えるケアを始めてみませんか?