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不整脈と漢方

不整脈と漢方 循環器疾患

不整脈とは

不整脈は細かく分けると30種類ほどに分類されるのですが大きく分けると

  1. 期外収縮
  2. 頻脈
  3. 徐脈

の3つに分けられます。

期外収縮

心臓は筋肉でできており電気信号によって動いています。右心房にある洞結節という場所から電気が生じるのですが洞結節以外から刺激が出て電気の流れがうまくいかないと期外収縮が起こります。脈が飛ぶ感じがします。

期外収縮は心房性と心室性があり、

心房性は心臓の上のほうから発生し左右の心房や肺静脈、上大静脈などで電気の流れがうまくいかなくなり、
心室性は心臓の下のほうから発生し左右の心室や心室を隔てる中隔、さらに心尖部や血液が出入りするところで発生しやすいです。

頻脈

心拍数が1分間に100回を超えると頻脈といいますが、この頻脈の中にもいろいろな種類があります。運動したり緊張や興奮で頻脈になるのは洞性頻脈といい正常なことなので問題ありません。
心臓が原因の病的な頻脈は例を出すと

心房細動、心房粗動、洞性頻脈、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動などがあります。

これらはどれも心臓の電気信号が乱れたり、余計な信号が出ることで起こるものです。

甲状腺の異常や自律神経の乱れによる頻脈もあります。

徐脈

心拍数が1分間に60回未満の場合は頻脈といいます。マラソンなどのスポーツをされている方の徐脈をスポーツ心臓といいこれは洞性徐脈なので心配はいりません。
心臓が原因の病的な徐脈は洞不全症候群と房室ブロックがありこれらは電気信号が途中で途切れたり伝わらないときに起こります。

症状

期外収縮は脈がとぶ感じがしたり、胸の狭い範囲の不快感や痛みとして少しの時間だけ感じたりすることもありますが自覚症状がない場合が多いです。

頻脈はじっとしているのにドキドキと動悸がしたり、胸の痛みや圧迫感、息切れしやすい、疲れやすい、酷くなると吐き気や冷や汗がでたり意識が遠くなることもあります。

徐脈は脳や体の血液の循環が悪くなってめまいやふらつき、全身の倦怠感を感じたり時には失神することもあります。

不整脈の漢方治療

漢方治療の場合は期外収縮・頻脈・徐脈どれであっても心臓の病として治療していきます。甲状腺や自律神経も含めて同時に治していくことが多いです。

よく使う漢方薬

  • 半夏厚朴湯合桂枝甘草竜骨牡蠣湯
  • 炙甘草湯
  • 柴胡加竜骨牡蠣湯
  • 桂枝加竜骨牡蠣湯